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ダニアレルゲンは秋に増える
ダニアレルギーの原因とされるチリダニは、室内温度25℃以上、相対湿度60%以上の環境で繁殖しやすいといわれています。実際、家庭でのチリダニの数は、1年を通して夏に最も増えることがわかっています。
秋に入って過ごしやすい気候になると、チリダニの数自体は減少しますが、ダニアレルゲンの量はそれ以降も増え続け、秋にピークを迎えます。そして、真冬に向かって徐々に少なくなっていきます。
冬でもアレルゲンがなくなるわけではないので、ダニアレルゲン対策は年間を通して必要です。
高岡正敏:鼻アレルギーフロンティア, 2002, 2(1), 40をもとに作図
- 日本アレルギー学会:アレルゲン免疫療法の手引き, 2022, p. 8, 協和企画, 東京
- 高岡正敏:鼻アレルギーフロンティア, 2002, 2(1), 40